例大祭日 9月17日(毎年17日前後の土、日曜日に斎行)
麻布氷川祭の歴史
江戸時代の麻布氷川大明神御祭禮(天保3年)
江戸時代、広大な大名屋敷の多い氏子区域にて8月17日に執り行なわれていました。
豪華絢爛かつ賑やかな山車祭礼巡行でありましたが、天保期以降 華美禁止令につれて取り締まりが大変厳しくなりました。
画像の巡行図はごく一部の記載であります。
幕府の調べによると、その中でも大名と町民の権力と財源のある麻布では隔年行われていました。
素戔嗚尊(スサノオノミコト)山車人形 |
武内宿禰(タケノウチノスクネ)山車人形 |
江戸麻布氷川大明神御祭禮時から継づく山車人形(麻布本村町町会所蔵)
江戸時代の祭の主役は山車でした。文化文政期は特に賑やかでした。明治に入り、東京では麻布も同様ながら電信電線の架設や路面電車が普及し、やがて山車の巡行は廃止されてしまい、譲渡の時を経、山車を曳く祭は郊外へ移りました。次第に明治時代から祭の主役は神輿へと変わりました。時とともに形は変われども、神の恵を多くの皆様にお頒ちし人々との交流の中で多くの繁栄がありました。また、多くの人々の触れ合い結びつきも生まれました。昭和初期にも麻布氷川祭は大神輿と町会神輿とともに賑やかに斎行されておりました。しかし、昭和20年の戦禍に麻布氷川神社は遭遇し、社殿等焼失してしまいました。境内地の神輿蔵や神楽殿は難を逃れましたが、その後大神輿御神幸は途絶えてしまっております。
麻布氷川例大祭巡幸(昭和初期)
南麻布の仙台藩由来となる仙台坂をこれより降り |
獅子頭を山車にのせ、大神輿を先導する様子 |
本年の麻布氷川祭の詳細はホームページ“お知らせ”欄において記載いたします。
よみがえった麻布氷川大神輿
昭和、平成から令和に入り、この大神輿御神幸を再現させたい! |
また、令和2年1月、特定非営利活動法人麻布氷川の会を設立いたしました。 特定非営利活動法人 麻布氷川の会 お問い合わせ先 〒106-0046 東京都港区元麻布1−4−23 麻布氷川神社内 TEL: 03-3446-8796 FAX: 03-3473-5631 |